傾斜道路に面した新築賃貸マンションのファサードをデザインして欲しいと、ご夫婦でショールームにおいでになりました。
斜面に沿って植えられた植栽の緑と、壁の白、扉のウッドが調和されたシンプルでスタイリッシュなマンションです。しかし、植栽が大きくなって手入れが大変であったり、植栽部分に子供が入ってしまい土が崩れたりと植栽スペースの維持にご苦労があったようでした。
傾斜のない所は、地面からエントランスのタイルの高さまで150㎜ほどしかなかったので、下地、表面デッキまで全て耐久性の優れたウリン材を使用し、道路面フェンスには、色焼けを遅らせることが出来るシッケンズ、ダークウォールナット色で塗装しました。
植栽部分は、雑草の生えにくい『真砂土』に植栽をアレンジし、なるべくお手入れがいらず雰囲気の良い常緑のものを選びました。
植栽は、 ホンコンエンシス[右]、湘南ゴールド[中央]、株立ちのシマトネリコ[左]をメインに、下草にはマホニアコンフーサとローズマリーを植えています。
既存のスポットライトを設置し生い茂っていた植栽スペースが一変しました。
そして、玄関を挟んで右側の既存フェンスは取り除き、傾斜に沿ってデザイン貼り変形ウッドフェンスを設置。
フェンスと建物の間には門扉を設け、門扉を抜けて駐輪場までのスペースにウッドデッキを敷きました。砂利敷きの時よりも自転車を押しやすく、駐輪しやすくなったのではないでしょうか。
ガーデンハーツではウッドデッキだけではなく、植栽を含めたエクステリアのご提案もしております。
お客様のニーズに応え、ガーデンハーツで造って良かったと感じていただけるよう、お客様に寄り添ったウッドデッキ造りを今後も心掛けてまいります。
